タロットの率直さ
がとても好きです。
人も然りで、あまり混み入っていない、天真爛漫な明け透けな精神の持ち主に憧れます。
自分はと言うと、内省ばかりを永遠繰り返す面倒臭いタイプで、きっと、無い物ねだりな羨望なのでしょうね^^
タロットは隠されたモノ、心の奥深くにあるモノを覗くツールで、占いのカテゴリーでは『卜占』(ぼくせん)に属しています。
一般的に占いと言うと、
当たるも八卦当たらぬも八卦
的な言い方をされて、信じる派と信じない派に二極分化されがちですが、西洋占星術などの『命占』も手相などの『相占』も、共に生まれ持った資質や運命の傾向を見る為の統計学です。
中でもタロットが所属する『卜占』は、『全ての事象は必然である』といった偶然的なモノに意味を見出す手段とされています。
例えば『命占』『相占』がベースで、タロットなどの『卜占』でそれをどう活用しながら変革していくか、といった道しるべ的な立ち位置といった感じでしょうか。。
確かにホロスコープのリーディングは驚く程ドンピシャで、備わった資質や性格形成されるに至った年代毎の経緯なども如実に映し出されます。
タロットは『今』と『近い未来』をリーディングしますが、
「こんな風になりますよ〜^^」
と言うより、自分では気付いていない感情の偏りを客観的に指摘されたり、その場合の結果を俯瞰からスキャンしてくれたりします。
カラーセラピーに於ける心理分析と、とても良く似ているし、相性も抜群だと感じています。
なので、実は心の奥深くに
真の目的や願望
はあるものの、それを覆い隠している『不安』や『思考の偏り』が如何に厄介なモノなのかも教えてくれます。
自分自身も含めて、占いをする時には事前に用意した『回答』が既にあって、期待していたものと一致しないと、何かモヤモヤしてしまいます。
タロット・カードが反映しているのは現時点の自分自身の心理に他ならなくて、出す答えの率直さが軌道修正を促してくれます。
従順で、無感情で、常にビクビクしていた8年前に我が家に来た保護犬が、今ではワガママで、強引で、全く空気を読まない熟女に成長して、そんな奔放な性格に豹変した様子に、堪らない愛おしさを覚えています♡
でもそれが本来の、在るがままの姿なのだとも感じています。
育てたように、子は育つ
と言います。
本来備わった固有の光に目を細めて、共に楽しむ日々です♡
個性は個性のままで♡
自発的意志の先には、ちゃんとゴールは用意されているのですよ^^
きっと♡