『Aria』はイタリア語で『空気』を表します。
また、音楽用語では『祈り』を込めた叙情的な独唱という意味も持ちます。

2010年12月栃木県那須高原の森の中に
我がAriaセラピーハウスは竣工しました。

 

翌年の2011年3月、あの東日本大震災に見舞われ、新築の我が家の壁はわずか3ヶ月でヒビだらけとなりました。
そのうち計画停電が始まり、オール電化の真っ暗な家の中でロウソクを灯しながら、簡易ガスコンロで闇鍋をした事を、今複雑な心境で回想しています。

 

この家は、たった一人の女性を笑顔にしたい一心で建てました。

 

その女性は若い頃、『和製ヘップバーン』と言われたくらい美しく、お茶一杯飲む姿も見た事が無いくらいの働き者でした。
お坊っチャマ育ちの知性派、だけど痛々しいくらいに純粋で、気の遠くなるような永い時間、ある依存症に苦しみ続けた旦那様を支え続け、無事天国にお見送りしました。

この世でたった一人の、私の母です。

思えば永い時間、母の喜びや満足に執着するあまり、自分自身の『心』は置き去りにしてきた気がします。
それは幼い頃からの『思いグセ』となり、自分自身を楽しませることに対してはどんどん無頓着になっていきました。

約25年間、ブライダルフォトグラファーをしていました。
女性がたくさんの祝福と歓声に包まれながら、幸福に満たされている姿を無心で撮り続ける時間は、私自身の至福の時でもありました。
ただひたすらに、そこにある眩い『光』だけを追いかけ続けていました。

ハイライトの対極にはシャドーが存在していて、そのコントラストをいかにコントロールするかでその写真の持つ説得力が変わります。
そしてその『光』の中にはそれぞれ波長の異なる『色』が存在していて、その『色』は対象の心理を投影したり影響を与えて、永年見つめ続けてきた『光』の中の『色』の持つ力に、自分自身が強く惹かれることに必然を感じています。

この家を『女性のためのセラピーハウス』にしようという構想が閃いたのは、2018年の夏頃のことです。

その日から約1年の間、無性にワクワクしながら、自分の喜び、楽しみの中で感じるままに様々な知恵と出会い、そして無意識に刷り込んでいた諸々の負荷を、意識的に一つひとつ降ろしていきました。

傷付けられたり、振り回されたり、はたまた翻弄されたり・・・。

色々な出来事を経験したこの我がAriaセラピーハウスで、同じように時に悩みを抱えたり、道に迷ったりしながら、それでも懸命に歩みを進める多くの女性たちの笑顔が見たいと祈っています。

楽しむ・寛ぐ・癒される

さあ、一緒に笑顔になりましょう!!

 

2019年夏 女性のためのAriaセラピーハウス
主宰 幸(みゆき) けい

© 2020 女性のためのAriaセラピーハウス